メニュー

PRP療法

 PRPとは「Platelet-Rich Plasma」の略で,日本語にすれば「多血小板血漿」です.血液中にある血小板には血を止める作用があり,出血部位を修復する役割を担っています.血小板のほかに同じく血液中にある白血球の一種であるマクロファージにも自己修復作用があります.PRP療法はこれらの細胞が作り出す自己修復作用を有する因子を利用した再生医療です.

 自己血液からPRP製剤を作製して,それを損傷,劣化した組織に注入することにより,自己修復能力を促進させるという治療法です.自己血液から作成するため,ほとんど合併症はなく,安全性が高いのもこの治療法の特徴です.

 具体的には関節軟骨,腱,靭帯の修復に用います.そのほかの適応として美容医療にも使用可能で,老化した皮膚の若返り効果もあります.

 

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME